2014年03月13日

脊柱管狭窄症

まだ若いかたには、あまりなじみのない症名かもしれません。

最近、多くなった疾患なのです。

それはなぜか?


それは、MRIで発見されるようになったからです。

つまり、MRIができるまでは発見できなかったので病気として存在しなかったのです。

ということは、昔から症状としてあったわけですね。


ただし、比較的高齢者の症状なので平均寿命の低い昔では、今ほど多くなかったかもしれません。

脊柱管狭窄症の脊柱管とは何か?

まず私たちには、首の頚椎が7個、胸の胸椎が12個、腰の腰椎が5個あります。


この24個の脊椎が合わさり、背骨を作っています。

この背骨を縦につらぬく穴が「脊柱管」です。

まさに背骨という柱の中の管なのです。

この管が加齢による組織の変性で狭くなり、神経が圧迫され症状が出ると言われています。

症状としては腰の重さ、痛み、脚へのしびれ。典型的な症状として少し歩いては腰がつらくなって休んで、また歩けるようになることを繰り返すことが多いようです。


あまり症状が重い場合はオペをしますが、なるべく避けたいですよね。

それに臨床経験上、オペをしたからといって必ず好転するケースばかりではないのです。
そう考えると、本当に脊柱管の狭窄が腰の症状を起こしているとは言い切れないケースが多々あると思われます。

まずは保存療法で様子をみることをおすすめします。

お困りのかた、ご相談ください!
posted by ryu at 14:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年11月06日

腰!

ついにやって参りました!

気にる症状ナンバーワンではないでしょうか。
それくらい、腰で悩んでいる方が多いと思います。

腰と言っても、様々な原因があります。

おおまかに言うと、
脊椎に関係するものと、
まわりの筋肉に関係するものに分ける事ができます。

筋肉に関係するものは前に書いたように、疲労筋の変性(長い間繰り返しの負荷による)筋損傷などがあります。

いわゆる「ぎっくり腰」は腰の捻挫と言われるように、筋の微細断裂と考えられます。
なぜ、「考えられる」という表現かというと、未だ解明はされてはいないからです。

決して腰の骨が抜けるわけではなく、断裂により炎症を起こしているのです。

脊椎に関する代表的なものは比較的加齢によるものが多いです。
それに加えて、最近特に言われるのが心因性の腰痛です。

腰だけではなく、全てに関してストレスが影響するということですね。

他にも内蔵疾患ガンなどから来る痛みもあります。

私の知り合いでもガンによる腰痛の方がいらっしゃいました。

「一度診て欲しい」ということでしたが、遠方でもあり、先に病院をすすめると末期の膵臓ガンでした。

このようなケースもあるので、腰痛を訴える方には様々なテスト法でガンとのスクリーニングを行います。

一概に腰痛と言っても原因は様々なのですね。

次回からは、さらに詳しく個別の疾患について書いていきます。

posted by ryu at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年10月24日

野球肘

今回は野球肘です。

正式名を 内側上顆炎と言います。
※これも、あだ名です。

ちょうどテニス肘の逆で、
肘の内側の付け根あたりに圧痛があります。

手首を折り曲げたり、
物を引き付ける動きの時に痛めます。

これも案外多い症状です。

私の古武術の生徒(現役のプロボクサー)もよく痛めています。

最も彼は、筋損傷まで行ったので重症ですが。

テニス肘、野球肘とも比較的重症でない、慢性的なものを指します。

彼の場合は筋損傷でしたが、
初期固定とリハビリをしっかり行ったので問題なく選手復帰できました。


ただし構造的に肘が弱いので、
たまに痛めますが、そのたびに治療して何とか選手を続けています。


このように、強い繰り返しの外力、過度な使用(ケア不足)、先天的な構造的弱さが重なったときに発症します。

治療としては、手技を中心にテープや固定をおこないます。


合わせて、
アスリートや演奏家の場合は日常生活動作、パフォーマンスフォームの改善を指導します。


身体に負荷のかかるフォームは改善しないと、また同じ症状が出ることになります。


技術のフォームは先生やトレーナ―に指導を受けるでしょう。


私たちは怪我がなく、長く使えるように身体の側面からアドバイスします。

両者が一致しない場合は妥協点を探し、より良い状態を作っていきます。


やはりメンテナンスと定期的な動きのチェックは必要不可欠でしょう。
posted by ryu at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記