2013年12月08日

古武術

今回はがらりと話題を変えて、私のもう一つの専門である古武術について書きます。

私は現在まで、剣道・空手・居合道・拳法などを修行してきました。

そして現在は沖縄の古武術「本部御殿手」を稽古しています。


読み方は「モトブ ウドゥンティ」と読みます。

知る人ぞ知る幻の流派なのですが(あくまで武術界で)興味がない人には何のことやら全く分からないでしょう。

それはそうです。武術をやってる人間でも知らない人がほとんどでしょうから。


本部御殿手は第12代宗家上原清吉先生の時に世に周知されました。

それまでは(昭和50年代頃まで)沖縄でも一部の人しか知らなかったようです。


本部家に伝わる一子相伝のものなので、外部は存在さえ知らなかったのでしょう。


ちなみに本部家とは、琉球王朝時代の王族です。琉球王朝は明治の廃藩治県によってなくなりました。


今現在の日本では、古流といえど形しか伝わっていないものがほとんどと言われます。


そうしたなか、思想・技術・文化的なものまで全て伝承されているのは驚異に値します。

とはいえ、もともと少数にしか伝えられていないので同じ流派内・人によっても内容にはかなりの差がありそうです。


私がなぜ御殿手を選んだかというと、長年疑問に思っていた答えが全てあったからです。

そして上原先生があまりに凄かったからです。


百歳で亡くなったのですが、90代まで現役だったのです。


つまり誰と対峙しても圧倒的な実力の差があるということです。


古武術には形しか残っていないと書きましたが、つまり手順どおり互いに決められた動きを繰り返すということです。


これが奥義に達するというのですが、実際は伝統芸能化しているものがほとんどだと思われます。


そうすると何が問題か?


それは、形だけで実がないので全く使えないということです。


つまり弾の出ない銃、切れない包丁みたいなものですかね。


これは私の本意とは外れます(当然)


子供じみた夢のように思う人もいるでしょうが、私は「達人」や「超人」を目指したかったのです。


これは、わざわざ古武術を選んだ人には共通の思いとしてどこかにあるのではないでしょうか。


そして現在、紆余曲折ありましたが、沖縄で上原先生の技をそのまま残している先生の弟子になり修行しています。


それはもう、今までの技の感触とは違い衝撃的でした。


やっと自分の人生をかけられるものに出会ったからです。


武術の話をしだすときりがないのですが、今後もしっかり書いていこうと思います。


御殿手の素晴らしさを伝えたいのと、少しずつ仲間を増やしていく予定があるからです。

今後はさまざまな事柄を書いていきますのでお楽しみに!
posted by ryu at 12:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 武術
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